スケルトン天井のメリット デメリット|店舗内装
- ウィリアム・シャムロック事務所
- 5月19日
- 読了時間: 4分
店舗の内装で人気のスケルトン天井えすが、メリットも多くあるのですが同時に多くのデメリットもありますので、内装業者とよく話し合って採用不採用を判断することが大事かと思います。
メリットばかりに目が行きがちですが、デメリットの部分もよく理解して内装業者と打ち合わせしてくださいね。
もちろん弊社でもスケルトン天井の相談を受け付けていますので気になる方はぜひ↓

スケルトン天井はコスト削減にとデザイン性の両方を兼ね備えた最強のアイデアなのか?|スケルトン天井のメリット デメリット
今の天井を解体してスケルトン天井にしたいんですよ! と、お客さんに言われるとき、しばしばマウントをとるかのように(笑)ご依頼さるときがあります。ネット上のいろんな写真や特に「スケルトン天井にすることによってコストダウンに成功しました」的な記事を見ての要望だとは思うのですが、ダマされてはいけません(笑)
既存天井を解体してスケルトン天井にする場合
すでにスケルトン状態で天井をしないでレイアウトしたい場合
スケルトン天井は安いのか?
既存天井を解体してスケルトン天井にする場合|メリット デメリット

そのそも天井が施してあるという事はスケルトン天井を想定して構造物は造られていません。
つまり、既存天井を解体すると、とてもキチャナイです(;^_^A その天井の仕上がりは綺麗でなくても想定しているところでしょうが、問題は、「各種設備配管など」です。それはあらゆるところに張り巡らされ、そのまま「スケルトン天井」といて使えそうにないことはほとんどなのです。ですので、お客様のイメージしておられる「スケルトン天井」にするにはその設備配管類をすべてやり直さなければなりません。これ、店舗内装においてはかなりのデメリットではないでしょうか?確かに、天井高が上がって開放感があるというメリットもありますが、多くの場合、天井があるときよりも費用的なデメリットがあることが多いです。
すでにスケルトン状態で天井をしないでレイアウトしたい場合|メリット・デメリット
既存天井を解体してスケルトン天井をご要望された場合、弊社ではそのほとんどを反対していますが、すでにスケルトン天井の場合は、メリットが多くありますので、採用することがあります。
第一に、スケルトン天井の状態を目視して確認できますね。配管の位置等も確認できますし、大体狙ったイメージに近づけることが出来ますので、メリットが多いです。
ですが、一般的には天井裏での電気配線やエアコンの配管やダクト配管が、すべて見えてくるわけですから、やはりそれ相応の施工になるためかなりの割高になってしまいます。場合によっては天井をする場合の方が安くなる場合もありますので、一概にスケルトン天井がコストダウンにおいてメリットがあるというのは大体の場合、間違っています。

スケルトン天井は安いのか|スケルトン天井のメリット デメリット
弊社では、特に強い要望がない限りスケルトン天井のメリットをあまり感じていません。特に解体してからのスケルトン天井の場合は非常に多くのリスクを考慮しなければなりません。また、そういった場合の施工も数々の実績がありますがほとんどが残念な結果になっているような気がします。
逆にすでにスケルトンの場合はイメージがしやすいですし、金額的にもあらかじめ予測がつきやすいので、強い要望があれば採用致しますが、それでも普段の設備工事よりもかなりの割高になってしまいますので、あまりお勧めはしていません。また、天井の配管の上にほこりがたまりますので、そのほこりの心配も忘れてはなりません。やはりどうしてもメリットが少ないように思います。完璧にクレームのないスケルトン天井を造り上げるのは現実的ではありませんが、ある程度の施工にはしたいと考えると、「スケルトン天井は安くはない」と考えるのが妥当でしょう。 スケルトン天井|店舗内装|内装業者|相談 ウィリアムシャムロック事務所
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