◇10坪店舗って、小さいと思いますか?
私たちは、個人で最初に店舗を持つなら10坪~15坪程度から始めるのがいいと考えています。10坪といっても、飲食店、販売店、オフィスなど何でもできると思いますし、弊社でも多数の実績があります。「工事業者は10坪の店舗なんて相手にしてくれないんじゃないか?」等考える必要はありません。私たちは工事業者ですが喜んでアドバイスさせていただいております。
◇10坪店舗 費用
費用的な話で言いますと、おおくのWEB サイトであるように確かに割高ではありますが、実質的なボリュームで考えると、やはり小さい方が費用的には安く抑えることができると言えます。いくらかかるのかというのはわかりませんが、工事業者の感覚として、100万円から500万円くらいと感じています。どれくらいの費用をかけるかは店舗オーナー次第ですが、あまり費用をかけすぎるのはよくないと思います。最低限の設備は必要としても、その他装飾は控えるべきだと感じています。10坪店舗ですので、装飾といっても大して金額には反映されないと思いますが、それでも、費用を抑えるために「10坪店舗」ですので、ここで、装飾う費用が高くつくと本末転倒になっていしまいます。しかし、大家さんから引き渡された状態次第では、金額が大きく変わりますので、10坪店舗で工事費用が300万円を大きく上回るならば、その物件は少し考えたほうがよさそうです。
弊社ではそういった場合でも無料で見積もりや費用面についてアドバイスさせてもらっていますので、ぜひ一度問い合わせしてみてください。
◇飲食店の場合|10坪
10坪ですと、飲食店の場合半分は厨房に充てらるのではないでしょうか?
客席は、ほぼカウンター席のみとなることが考えられます。
ですので、費用を使いたい部分としてはカウンターですね。
内装には費用を掛けなくても、このカウンターにだけは少し費用を充てたいですね。
客席の幅は、45センチ程度での計画ができるならより多くの席数が取れそうです。
厨房器具は、できることなら奥行45センチタイプのものを選定したいところです。
10坪のうち半分は厨房に充てられますので、収納等の細かい計画も必要になってきます。
◇販売店の場合|10坪
販売店の場合は10坪といっても比較的計画はイージーです。ですが、大手商業施設のように広々としてディスプレイ計画はできませんので、より効果的に陳列できるように工夫が必要になってきます。ほかの場所で在庫を保管しておけるならともかくとして、店舗内で在庫を保管するならその保管スペースの確保も忘れられがちですので注意が必要です。それらに対しては特に費用をとる必要はありませんが、ディスプレイには費用を準備するべきだと思います。製作什器でもいいですが少し費用を抑えたいなら、現場造作で費用を抑えることもできます。
◇オフィスの場合|10坪
10坪といえば20畳相当の広さですので、少人数のオフィスなら、十分の広さと考えることができます。10坪のオフィスだからといっても、必要な設備は変わりませんので、エアコンだけでなく換気設備についても費用を用意したいところですね。また、書類の保管スペースが忘れられがちです。特に費用に影響する部分ではありませんが、スペースの計画には盛り込んでおくべきです。あとオフィスの計画で、特に弊社でお勧めしている費用を使いたい部分は、電源とLANケーブルの種類です。目に見える効果ではありませんが、オフィスの機能として費用を考えるべき部分だと思っています。
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