残念ながら、店舗を閉店するときに、「スケルトン返し」というのがあります。 個人のオーナー様ではなかなかわかりにくいですよね。
賃貸住宅における「原状回復工事」と似ていますが、実は微妙に違います。賃貸住宅の原状回復の「元のカタチ」というのが、店舗内装の「スケルトン」なのです。
ですが、なかなか、この、「スケルトン」状態があいまいなことがあります。
本来、店舗を賃貸契約するときは、この「スケルトン」状態で渡されていればいいのですが、店舗の場合は「居ぬき」ということもあります。特にややこしいのは、「居ぬき」で渡されたのに、解約時には「スケルトン」返しになっている場合です。店舗オーナーは、元のカタチを知りませんし、スケルトン状態といっても、はっきりってわかりません。
これは、仲介の不動産業者もよく理解していないし、家主自身もよく理解していないことが多いです。ただ、契約書内にある「スケルトン」返しという表現で、多くの費用を店舗オーナーが負担していることがあります。
ですので、店舗の原状回時にはその「スケルトン」状態を家主側と共有することが、
原状回復費用を安く抑えるポイントになります。
そういったこともサポートさせていただいておりますので、
にお問い合わせください。
で、そのスケルトン状態とは、いくつかの取り決めがあります。
①建築においては、構造部分まで戻す。
②給排水設備においては、区画内蹴りだしまで戻す。
③電気設備においては、分電まで戻す。
④換気設備工事においては、メインダクトまで戻す
⑤エアコン工事においては、室外機、室内機撤去し、冷媒管は残す。
といった具合に、非常に細かい取り決めが必要です。
スケルトン状態から、造り上げられた店舗内装は、ボンドやセメントなども多く使われているので、解体後にそのあとを補修しなければならなかったりします。
なので、店舗の原状回復工事はちょっとややこしいのです(;^_^A
本来なら、弊社のような店舗内装工事業者がするべき工事なのですが、
解体工事業者や、設備業者が請け負ったり、また、賃貸住宅の原状回復業者が行って、知識不足でトラブルになっていることも多いようです。
スケルトンからの店舗内装も多く手掛け、また、スケルトンへの原状回復工事の実績も多数ありますので、閉店退去時にはぜひ弊社までお問い合わせください。
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